不動産

全く触れてこなかったが、ついにマイホームを購入。
仕事に加え、手続きやら調べもので毎日てんてこ舞いだったが
ここ数ヶ月でお金に対する感覚がガラっと変わったように思う。


もちろん住宅ローンを組んだわけだが、家電を買うのとは訳が違う。
たとえ欠陥品であっても、ずっと使い続けていかなくてはならないのに
注意の払い方が家電のそれと比べてあまり変わらない人が意外に多いという
事例を知って驚いた。
たとえば内覧会では傷や汚れをはじめとする色んな不具合をチェックして
引渡しまでに修繕してもらうのだが、車を買う時なら気にするようなことを
家を買う時にはどうして気付かないのか。
あまりに大きな買い物なので、感覚が麻痺してしまうのかもしれない。


素人ということもあり、チェック項目が多すぎるということもあるので
内覧の立会い業者に依頼して、より専門的なチェックをしてもらった。
その結果、自分では分からなかった不具合を指摘することができた上
欠陥住宅の可能性に不安を覚えることが確実になくなったので、これから
安心して暮らすことができそう。
売主がどれだけ「うちのやり方はこんなに素晴らしい」と説明しても
自画自賛っぽいので説得力に欠けるが、それを先に立会い業者が
説明してくれると強い保証になるということが実感できた。
中には致命的な不具合が見つかって購入を断念せざるを得ないケースも
あると思うが、気付かずに購入してしまった時の方がむしろ致命的。
不動産売買は怖い世界だとつくづく思った。