NDSとPSP

任天堂のゲームが好きだからPSPは買わない、とか
ソニーのゲームが好きだからNDSは買わない、とか
そういう意地は、本当に面白いゲームにめぐり会う機会を
著しく失ってしまってもったいないなあと思う。
自分がやりたいと思ったゲームがどっちのハードなのかが
大事なのであって、両方やりたいと思えば両方買えと。
ってことで、直感ヒトフデルミネスの両方をやりたいがために
NDSPSPの両方を買う羽目に。


せっかくなのでふぁーすといんぷれっしょん比較。
まず、音について。
圧倒的に良いだろうという先入観のあるPSPは、実はスピーカから
流れる音はそんなに良くない。
むしろNDSの方が聞こえがよい気がした。
ただし、ヘッドホン着用前提だと評価が180度入れ替わる。


画面について。
液晶の広さといい、解像度といい、PSPの圧勝。
ただし指紋の付きやすさも圧勝。
ドット欠けは幸いなことになかった。


起動時間について。
カートリッジとディスクという時点で比較にならないのだが
NDSは、ゲームがプレイできるまで本当に早い。
PSPは本体の起動にまず時間がかかり、さらにそこからも相当長い。
双方ともにスリープモードがあるので、いかに活用するか。


インターフェースについて。
NDSはタッチペンメインのゲームがほとんどなので、比較しようがない。
ただ、十字キーやABXYボタンはちょっと押さえにくい。
それよりももっと注目すべき点で、PSPNDS両方に言えることだが
旧世代機種でボタンに割り当てていた色がなくなってしまっている。
ボタンの色は操作説明などでひそかに重要なファクターを占めていると
思うのだが、ボタン目押し系でも一瞬の判断が鈍ってしまわないかと。
使いやすさを損ねてまで得られたデザインがこの程度?
確かに悪くないけど、ゲーム機はデザインだけでは買わないぞ。
SFCのABXYボタンやPSの○×△□ボタンの色は、持っている人なら
ほとんど覚えているだろうに、もったいなや。